トーヨーコーケン株式会社は、一般社団法人 送電線建設技術研究会「令和8年度本部賞表彰式」において、「塔上ウインチの開発」が評価され、技術奨励賞を受賞しました。

本賞は、送電線建設工事に関する調査研究や施工技術の向上、工具・工法の開発・改善、安全・教育などを通じて、送電線建設技術の発展に貢献した取り組みを表彰するものです。
今回受賞した「塔上ウインチ」は、株式会社かんでんエンジニアリング、三和テッキ株式会社、トーヨーコーケン株式会社の3社による共同開発です。
従来の送電線緊線作業では、地上に大型ウインチを設置し、複数の飛び金車や長尺ワイヤロープを使用するため、山間部での運搬・設置の負担、ワイヤロープ内角部での危険作業、無線混線による合図ミスなどが課題となっていました。
開発した塔上ウインチは、小型・軽量でありながら最大1tまで巻き取り可能なバッテリー駆動の鉄塔設置型ウインチです。
これにより、クローラウインチや飛び金車の使用を削減し、ワイヤロープの必要長さを短縮できるほか、重機運搬の省力化、危険箇所の低減、作業者間の円滑な連携による安全性・施工性・作業効率の向上を実現しました。
これらの取り組みが、送電線建設工事における現場課題の解決に貢献する技術として高く評価され、このたびの技術奨励賞受賞につながりました。
表彰式では、共同開発に携わった3社の受賞者が一堂に会し、受賞の喜びを分かち合いました。

本受賞は、各社の技術と現場経験を持ち寄り、一つの目標に向かって取り組んだ共同開発の成果です。
今後もトーヨーコーケン株式会社は、パートナー企業の皆様と連携しながら、現場の課題解決につながる製品・技術の開発を進め、送電線建設技術のさらなる発展と、安全で効率的な施工の実現に貢献してまいります。
また、トーヨーコーケン株式会社では、今回受賞したような特殊用途のウインチをはじめ、お客様ごとの現場課題に応じた製品のご提案・開発にも取り組んでいます。規格品では対応が難しい搬送・巻上げ作業や、「こんなことはできないか」といったご相談にも柔軟に対応いたしますので、お困りの際はぜひお気軽にお問い合わせください。
