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コラボシステムのウェビナーを準備中!!

久しぶりのブログ投稿、大変ご無沙汰しております。寒さも少し和らいできましたが、三寒四温とはよく言ったもので、着るものに困りながら、営業活動に励んでおります。さて、今回はウェビナーのご案内です!!

この度、機械専門商社である株式会社山善TFS支社のお誘いで、協働ロボットソリューションをテーマにしたウェビナーコラボシステムを取り上げていただき、その準備のため、撮影を行いました。

TFS支社では、以前より自社で扱っている協働ロボット「テックマンロボット」と、ウルトラバラマンを組み合わせたコラボシステムのPR活動に取り組んでいただき、今回、その一環でウェビナーという運びになりました。撮影自体はスムーズに進み、TFS支社のメンバーがテキパキと段取りよかったので、我々はただただ指示に従うだけでした(汗…)。

これらの撮影には、山善さんのグループ会社であるSIer・東邦工業株式会社にもご協力頂き、工場の一角にコラボシステムを構築、撮影場所として使わせていただきました。

撮影がひと段落したとき、ちょうど立会でへ来場されていたユーザー様が興味を持っていただき、急遽デモンストレーションを実施。静かで滑らかに動くテックマンロボットがウルトラバラマンを操作して重量物を搬送する不思議な省人化システムに、ユーザー様は神妙な顔つきで見学され、一通りのデモが終わると拍手が起きました(笑)。

山善さんイチオシの協働ロボット「テックマンロボット」と、弊社のウルトラバラマンを組み合わせたコラボシステムによるウェビナーを是非ご覧ください!!

セミナー概要

協働ロボットソリューション~重量物の移載・搬送の自動化~

日時 2024/3/22(金)14:00~15:00

お申込みはこちらまで

※「コラボシステム」は弊社の登録商標出願中です

新しいコラボシステム動画を撮影しました!!(小物のピックアンドプレイス)

 夏の暑さも和らぎ、すっかり秋空ですね。こちらは先月から国際物流総合展やJapan Pack 2023の出展に向けて活動を行っており、先日、無事終了。多くのお客様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。特に、Japan Pack 2023では、新たなコラボシステムを出展。とても評判が良く、お褒めの言葉を多数頂き、これまで粛々と研究開発したものが花開いた感がございます。

 そこで、この展示機を基に、新たなコラボシステムの動画を撮影。改めて、コラボシステムの特徴をまとめたので、是非、ご覧ください!!

また、様々な角度から撮影したものは、こちらの再生リストにまとめました。

 なお、今後、この動画内のコラボシステムは、以下の展示会へ出展予定でして、それ以外は、基本的に弊社山梨工場へ常設展示します。もしご興味がございましたら、是非、お越しください。

モノづくりフェア2023
 2023年10/18(水)~20(金)
 会場 マリンメッセ福岡A館・B館
 弊社小間番号 B館 BN-68

・第6回 名古屋 オートモーティブ ワールド
 2023年10月25日(水)~27日(金)
 会場 ポートメッセなごや
 弊社小間番号:第1展示館 ホール1 6-2

 これからも様々な製品、システムを開発、ご提案していきますので、何卒宜しくお願い致します!!

Japan Pack 2023にコラボシステムを出展します!!

 いつもお世話になります!!まだまだ暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
 さて、先日は国際物流総合展2023について書きましたが、今度は10月に開催されるJapan Pack 2023のご案内です。

 この展示会では、これまでずっと研究してきた、協働ロボットの可搬重量不足を補う画期的な方法、コラボシステムを初めて展示会でお披露目します!!
 一時期、弊社工場内で展示していたのですが、このような展示会に出展するのは、今回が初めて。この展示会では、以下のような小物のピックアンドプレイスを想定した展示機を出展します。

 

 上記動画は、協働ロボットが小物を取り上げプラケースへ箱詰めし、さらにそのプラケース自体をウルトラバラマンで移載する作業です。小物は5kg、これらをプラケース(10kg)に満杯すると30kgになります。本来であれば、ロボットと作業者が交互に作業しなければなりませんが、コラボシステムにより、ロボット単体で対応可能です。また、大掛かりになる段積みなどの空中搬送が簡素になり、フレキシブルに対応できます。ただ、この動画は、あくまで研究段階のものです。今回の展示機とは仕様が異なりますが、デモ内容は同一です。

 さて、ここからは、コラボシステムの研究結果について、少しご紹介します。これまで様々な検証を行ってきたコラボシステムですが、大きくまとめると、検討されるポイントは以下の4つだとわかってきました。

  1. 産業用ロボットよりもタクトタイムは遅いものの、コラボシステムを導入することにより、人手による作業と同じくらいか、少し早いか程度のタクトタイムであること。
  2. 産業用ロボットよりもスペースを小さくできること。
  3. 万が一、ロボットが止まった場合、人手でバラマンを操作することにより作業が可能。
  4. 産業用ロボットに比べてメンテナンスやティーチングが楽。(たとえるなら、柵の中に虎がいるか、子猫がいるかの違い!?)

 ロボット導入というと、どうしてもタクトタイムに目がいきがちですが、産業用ロボットは、安全柵が必要になる、大きなスペースが必要になるなど、大がかりになりがちです。その点、コラボシステムの場合、コンパクトにまとめることが可能で、タクトタイム以外の導入メリットが大きくなります。

 今現在、協働ロボットの導入が進むなか、コラボシステムは協働ロボットの活用方法、可能性を大きく広げるアプリケーションです。また、これまでバラマンは人が操作するものでしたが、いよいよロボットが操作する時代が到来しました。少し、言い過ぎかもしれませんが、是非、この時代の変わり目をご確認しに来てください!!

 

展示会名:JAPAN PACK 2023 日本包装産業展
場 所:東京ビックサイト(東京国際展示場)東展示棟22~6 ホール
会 期:2023 年10 月3 日(火)~6 日(金)
弊社小間番号:東5 ホール 5-114

(上記画像はあくまでイメージです)

現場環境改善を更なる次元へ!!コラボシステム研究発表!!

 以前、このブログで、労働環境改善の画期的なアイデアとして、ロボット+ウルトラバラマン=コラボシステムをご案内しましたが、その後も少しづつ研究を続けておりました。
 そこで、今回は、協働ロボットとウルトラバラマンを組み合わせたデモンストレーションをご紹介します。


 ご存知の通り、今現在、協働ロボットは、とても注目されております。
しかし、可搬重量が小さい点がデメリットです。
そこでウルトラバラマンの登場!
 このバラマンと組み合わせにより、可搬重量不足を補い、能力以上の重量を持ち上げるが可能となります。

 以下のデモンストレーションは、いずれもロボットの能力以上の重量を運ぶ作業を盛り込んだ動画です。

デモ1:歯車のピックアンドプレイス 

 この動画は、協働ロボット単体では持ち上げることができない28kgの歯車部品を取り上げて、搬送(ピックアンドプレイス)しております。

 バラマンのアーム先端には、フック式のアタッチメントを取付け、歯車部品をすくい上げるようにしました。テーブルと歯車の位置・角度は、協働ロボットに装備されたカメラを用いて検出。
 歯車部品を取り上げ、別のテーブルに移載する作業をデモンストレーションしております。

 このように、協働ロボットの可搬重量不足をウルトラバラマンが補うことにより、能力以上のワークを搬送可能です。
 また、アタッチメントなどはバラマン側で設計製作する為、協働ロボットでは難しい様々なワークにも柔軟に対応可能です。

デモ2:歯車の受け渡し作業

 この動画では、人手による組立工程を含めた作業を想定しております。

 具体的には、自動でワークステーションなどから歯車部品を取り上げ、作業者へ受け渡し。その後、作業者は歯車を組み付けします。
 これにより、自動化が難しい組立工程や、目視・ハンドリングよる検査工程、不定形なパレタイズ作業に対応可能で、作業者がバラマン単体ですべての作業を行うことがなくなる=マルチタスク化されます。

デモ3:小物ピックアンドプレイス/プラケースの移載

 協働ロボットで小物を取り上げプラケースへ箱詰めし、さらにそのプラケース自体をウルトラバラマンで移載する作業です。 小物は5kg、これらをプラケース(10kg)に満杯すると30kgになります。

 大掛かりになる段積みなどの空中搬送が簡素になり、フレキシブルに対応可能です。

デモ4:段ボールの吸着搬送

 30kgの段ボールを上面吸着搬送するコラボシステム。
 このコラボではバキュームをする吸着装置に真空ポンプを搭載しております。

 吸着装置の制御フロー(吸着on/offのタイミング、吸着搬送可能/不可の条件etc,)は、ロボットコントローラーで決定しており、たとえばアームの動作開始や吸着offなどのタイミングは、ロボットアームの位置決め完了と併せて吸着状態を条件に判断しております。
 つまりバラマン側は、これまでご紹介した3つの動画と同じようにワークの負荷(重量)を支えるだけの受動的な存在になっております。

 一見すると、バラマン側とロボット側で複雑なシーケンス回路が必要に感じられますがそういったことはございません。

 

 

 いかがでしょうか。思いのほか滑らかな動きをすることがご覧いただけると思います。これはウルトラバラマンに搭載された「ウルトラ制御」によりはじめて可能となるのです。

 この制御は、常にワーク重量を感知・バランス状態を保つことが可能で、わずかな重量変化にも柔軟に対応できるので、協働ロボットに上下方向の重量負荷を軽減させます。
 ただし、上下方向に水平方向を加えた立体的な動きをするとき、遠心力などにより協働ロボットに負荷がかかり動作停止しないよう、アームのスピード・動き(軌跡)を洗い出す作業はなかなか大変で、調整の繰り返しが必要でした。
 加えて弊社にはこれまで画像認識(カメラ)のノウハウがなかったため、今回イチから勉強しながら実践し、なんとかデモンストレーションに盛り込むことができました。 ですが、このあたりは協働ロボットに詳しい方であれば比較的簡単に調整できると思います。
 
 今回の研究成果として、協働ロボットとウルトラバラマンとの組み合わせはどちらのシステム(制御)にリンクさせる必要がなく、ほほ独立・単体での制御になるので、やりやすく、親和性が高いことがわかりました。
 
 
 
 実際の現場へ導入するには、仕様の他にも法律上安全上などまだまだ研究する余地があります。
 ロボットのスピードも、作業者がロボットと共に一緒に働く協働モードの時は、スピードを落とさなければなりません。
 上記動画はあくまでデモンストレーションの為、柵などは設置しませんでしたが、実際の導入となると一部のエリアに安全柵や侵入センサー、非常停止スイッチを設けるなどのリスク評価に従った対策が必要となる場合があります。
 
 今後も引き続き研究開発していくのと同時に、上記4つのデモンストレーションのような作業があるかどうか、そのニーズ・市場性を探っていきます。
 
 
ご興味ございましたら下記フォームより是非ご連絡ください!
また、忌憚のないご意見ご感想をお待ちしております。

労働環境改善の画期的なアイデア!!ロボット+ウルトラバラマン=コラボシステムのご案内

いよいよ10月に入り、残暑も収まり秋らしくなってきましたね。さて、今回のメルマガはバラマンを使った現場改善のアイデア・ロボットと弊社ウルトラバラマンを組み合わせたシステム(通称:コラボシステム)のご案内です。一般的に、ロボットで重量物のワークを搬送・解決しようとすると、ロボットが大型になりレイアウト的な制約が多くなります。また、仕様に合わせたハンドの設計・製作にあたって、ある程度のノウハウや実績が必要です。そこで弊社のバラマンが登場!!ロボットが弊社バラマン「ウルトラバラマン」を操作することにより、以下の3つのメリットがあります。

①ロボットの小型化で省スペースを図りながらも、ロボットの可搬重量以上のワーク搬送を実現。

②ウルトラバラマンの制御(通称:ウルトラ制御)により、異なる重量物がランダムに流れてきても、柔軟に対応可能。

③弊社の長いバラマンの実績・経験により、様々なハンドを提案・製作が可能。

 これらはウルトラバラマンが持つ独自の制御・ウルトラ制御により成せるワザ。そしてバラマンの経験で培ったアタッチメントのノウハウ。これらをロボットと組み合わせることにより、各単体では成しえなかったような作業・業務を実現可能にします。

 但し、前述の通り、これはあくまでアイデアです。弊社はバランサーメーカーの為、ロボットの選定や全体のシステムのレイアウト設計・施工などはできません。このあたりはシステムエンジニア会社様・ロボットメーカー様の範囲になります。昨今、労働者の高齢化・少子化などに伴い、労働環境は大きく変化しております。ユーザー様にはこのような問題を解決するアイデアとして、またシステムエンジニア会社様・ロボットメーカー様にはアプリケーションのひとつとして参考にして頂ければ幸いです。

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