去る5月最終週。 我々トーヨーコーケン特別プロジェクトチームは岐阜県某市へ集合した。   目的は、2019年10月に発売した法面ウォーカーの動画撮影である。 

岐阜県某市

 法面ウォーカーはのり面昇降を動力でアシストする画期的な製品ですが、 機械本体だけを見ても作業者がどうアシストされるのか分かりにくく、 そのため利用現場での使用をのせたチラシ作成及びその動画撮影は、他の製品より一段と必要な製品だと感じてました。

ただそうは言っても利用現場を撮影するにもさまざまな困難がありました。

・実際の現場は、工事安全上及び工事発注主意向の守秘義務等で場所の特定が出来ないようにしなくてはならず、簡単には撮影出来ない。
・許可を得ても、工期の関係上撮影のタイミングを合わせる事が困難。
・普通にカメラで撮影しても安全な位置から撮る必要から、遠い&上からもしくは下からになる。


どうしたものかと頭を悩ませたら以外にも近いところに解決がありました。

・撮影できる場所として、プロジェクトチームメンバーの関係する土地がたまたま造成工事をしていた。そこにはちょうどよさそうな法面も複数箇所あった。
・趣味でドローンをしている人(しかもプロ並み)が弊社営業マンに居た。

それでいいじゃない、ということでその後はとんとん拍子に計画は進み。
その日我らが撮影プロジェクトチーム4人が現場に集合しました。

お昼休みに近くのお城にちょっと寄って眺める

営業部:法面ウォーカーの企画営業担当(1眼レフでの撮影担当)

大阪営業所:ドローン撮影担当

設計部 法面ウォーカ設計開発者(撮影モデル1号)

そして営業企画の私( 撮影モデル2号 兼 動画編集担当 )の4名です。


 その日は北海道で5月では史上初の猛暑日を記録した日。当然のように岐阜も炎天下でしたが、映像的にはこれ以上ない撮影日和でもあります。

広大な造成現場から撮影にちょうどよさそうな場所を探します。
ようやく撮影によさそうな場所を見つけ、法面ウォーカーを設置。
そしてドローンで撮影!
直射日光によるコントラスト激しいので、ゴーグルを付けてドローンを操作します。
1眼レフから。
ロリップと法面ウォーカーの競争も行いました。(諸事情により動画はボツ)

撮影は順調に進み初日で全て撮り終えることが出来ました。

(予備日としていた2日目はなんと朝から大雨でした。)


 そうして撮影した2時間以上にもわたる動画生データを編集し、諸事情あって20リテイクの末、ようやく完成した動画が下記となります。

 撮影場所は比較的緩やかな傾斜(45度くらい)でしたが、さらさらと流れる砂地で足を踏ん張ることも難しく、道具の補助無しで自力で這い上がることは到底不可能な場所でした。
 しかしそんなところだからこそ、法面ウォーカーの威力を思う存分体験することが出来ました。  

 実際の現場では手ぶらでのり面へ単純に上り下りするのではなくさらに工事用の器具を担ぎ施工作業をしております。 そこへ法面ウォーカーが体をしっかり支え、ワンボタンで移動も容易となるのは手前味噌ながら労働環境の改善に革新的な製品であると 認識出来ました。


 また、普段営業企画として社内裏方業務をしている私ですが、今回はチラシづくりミーティングでのふとあの土地が使えないかな?との思いつき発言からあれよあれよという間にモデル2号となって製品チラシの表紙にもなってしまったという驚きの展開で、とてもいい経験が出来ました。



そんな法面ウォーカーですが、弊社山梨工場および福岡営業所で実物を体験出来るスペースを作りました。 

簡易的な斜面、傾斜60度で数メートル上がるだけですが、法面ウォーカーの動き、効果がよく体感できますので、少しでもご興味ございましたらお気軽にお問い合わせください。

社員一同喜んで御対応致します。

法面ウォーカーのページは下記となります。
(弊社へお問い合わせできますフォームもこちら)
https://www.toyokoken.co.jp/products/slopeassist/