投稿者: 営業マンA (2ページ目 (5ページ中))

国際物流総合展2023に出展します!!

 連日、暑いですね。こうも暑いと、仕事を離れて、海や川でビールを飲みながら水遊びしたいものですが、残念ながら、目下、展示会準備でバタバタしておりまして、水遊びは暫しお預けです。


 さて、その展示会ですが、弊社は9/13から東京ビックサイトで始まる国際物流総合展2023に出展致します。概要は以下の通りです。

展示会名 国際物流総合展2023
期間 2023/9/13(水)~2023/9/15(金)
弊社ブース番号 西2ホール 2P-06

 今回は2台のバラマンを出展致します。ひとつは袋物搬送用バラマンでベストセラーともいえるBMG-38Wをベースに、袋物だけでなく段ボールも搬送できるように吸着部分を交換式にしたものを展示。本機は従来機とは違い、未来のバラマンを予測したコンセプトモデルとして、外装やデザイン、配色を大きく変更しました。これ、手前味噌ですが、とてもカッコいいです!!(詳細はこちら)


 もう1台はBMF型バラマンの小型機種・U2BMF-38Wを出展。本機は新開発したもので、従来、BMF型は中型~大型機種しかなかったですが、可搬重量が小さい機種を開発。BMF型ならではの操作感を小さいワークでも対応できるようになり、ご提案できるバラマンを増やしました。さらに、本機は従来のエア制御ではなく、弊社の自信作・ウルトラ制御を搭載。ウルトラ制御によるオートバランス能力を是非体感してください。



 なお、ご来場には事前登録が必要です。詳しくは公式HPをご覧ください。皆様のお越しをお待ちしております!!

令和4年度エイジフレンドリー補助金が始まりました!!

こんにちは。久しぶりのブログです。

この数年、ブログやメルマガなどの文頭は、時節柄、コロナについてですね。なかなか収束することなく、むしろコロナと一緒の生活に慣れてきた感がございます。しかし、これから暑くなるので、できたらマスク着用はやめたい…でも、なかなかできそうにないですね。

さて、今回は、補助金の情報でございます。
先日5/11(水)、令和4年度のエイジフレンドリー補助金が公募開始しました。
エイジフレンドリー補助金は、厚生労働省が創設したもので、⾼齢者が安⼼して安全に働くことができるよう、中小企業事業者による職場環境の改善等の安全衛生対策の実施に対し補助を行うもので、令和2年度より始まりました。

「高齢者」「職場環境の改善」「安全衛生対策」…
このキーワードから、当初より、弊社の助力装置・バラマンが、本件にうまく合致するだろうと思っておりましたが、弊社・メーカー側からはなかなか概要がつかめませんでした。
しかし、回を重ねていくうちに、以下のようなことが判ってきました。

1.昨年(令和3年度)は、エイジフレンドリー補助金を活用してバラマンを導入した実績が数件あり。
2.あくまで弊社・メーカーの立場から、絶対に補助金が通るとは断言できない。あくまで申請される方(≒導入検討されているユーザー様)の書く申請書類の内容次第で、審査通過するか否かが決定。
3.決められた期間内にバラマンを完納しなければ、補助金が下りない。
4.実際に活用されたユーザー様曰く、ものづくり補助金よりも申請は簡単で楽だった。

上記のように、絶対に審査通過します、と弊社より言い切れない・少し中途半端なスタンスではございます。
しかし、実績を見る限り、申請書類の内容次第で、補助金が下りるチャンスが十分ございます。
また上記3は見落としがちな点でして、意外とバラマンは、検討・発注・納入まで時間がかかります。
特に、導入検討~仕様確定するまでに、現場打合せや検討を繰り返すので、時間がかかります。
昨年この点で、なかなか仕様がまとまらずかなり急いでバラマンを作り、なんとか納入したケースがございました。

ちなみにバラマンは、仕様にもよりますが、最低でもご発注後、約3か月程度かかります。
また、複雑な凝った仕様の場合、4か月や5か月といった場合もございます。そして、この期間は、あくまでご発注~ 納入までの期間でして、この前段階である仕様検討の期間は、含まれておりません。
上記のことから、新たなにバラマン導入検討される場合、早め早めのスタート、これを読み終わった後からのご検討をお勧め致します(笑)
また、過去、バラマンを検討したものの、導入コストの点から見送り・断念したケースがあるお客様には、是非、こちらの補助金のご活用はいかがでしょうか。
ちなみに個人的には、申請次第で、バラマンだけでなく、弊社の法面昇降アシスト装置「法面ウォーカー」も該当するのでは?と思っております。

是非、エイジフレンドリー補助金を使って、労働環境を改善し、働きやすい現場に変えていき、コロナ禍を乗り切りましょう!!

現場環境改善を更なる次元へ!!コラボシステム研究発表!!

 以前、このブログで、労働環境改善の画期的なアイデアとして、ロボット+ウルトラバラマン=コラボシステムをご案内しましたが、その後も少しづつ研究を続けておりました。
 そこで、今回は、協働ロボットとウルトラバラマンを組み合わせたデモンストレーションをご紹介します。


 ご存知の通り、今現在、協働ロボットは、とても注目されております。
しかし、可搬重量が小さい点がデメリットです。
そこでウルトラバラマンの登場!
 このバラマンと組み合わせにより、可搬重量不足を補い、能力以上の重量を持ち上げるが可能となります。

 以下のデモンストレーションは、いずれもロボットの能力以上の重量を運ぶ作業を盛り込んだ動画です。

デモ1:歯車のピックアンドプレイス 

 この動画は、協働ロボット単体では持ち上げることができない28kgの歯車部品を取り上げて、搬送(ピックアンドプレイス)しております。

 バラマンのアーム先端には、フック式のアタッチメントを取付け、歯車部品をすくい上げるようにしました。テーブルと歯車の位置・角度は、協働ロボットに装備されたカメラを用いて検出。
 歯車部品を取り上げ、別のテーブルに移載する作業をデモンストレーションしております。

 このように、協働ロボットの可搬重量不足をウルトラバラマンが補うことにより、能力以上のワークを搬送可能です。
 また、アタッチメントなどはバラマン側で設計製作する為、協働ロボットでは難しい様々なワークにも柔軟に対応可能です。

デモ2:歯車の受け渡し作業

 この動画では、人手による組立工程を含めた作業を想定しております。

 具体的には、自動でワークステーションなどから歯車部品を取り上げ、作業者へ受け渡し。その後、作業者は歯車を組み付けします。
 これにより、自動化が難しい組立工程や、目視・ハンドリングよる検査工程、不定形なパレタイズ作業に対応可能で、作業者がバラマン単体ですべての作業を行うことがなくなる=マルチタスク化されます。

デモ3:小物ピックアンドプレイス/プラケースの移載

 協働ロボットで小物を取り上げプラケースへ箱詰めし、さらにそのプラケース自体をウルトラバラマンで移載する作業です。 小物は5kg、これらをプラケース(10kg)に満杯すると30kgになります。

 大掛かりになる段積みなどの空中搬送が簡素になり、フレキシブルに対応可能です。

デモ4:段ボールの吸着搬送

 30kgの段ボールを上面吸着搬送するコラボシステム。
 このコラボではバキュームをする吸着装置に真空ポンプを搭載しております。

 吸着装置の制御フロー(吸着on/offのタイミング、吸着搬送可能/不可の条件etc,)は、ロボットコントローラーで決定しており、たとえばアームの動作開始や吸着offなどのタイミングは、ロボットアームの位置決め完了と併せて吸着状態を条件に判断しております。
 つまりバラマン側は、これまでご紹介した3つの動画と同じようにワークの負荷(重量)を支えるだけの受動的な存在になっております。

 一見すると、バラマン側とロボット側で複雑なシーケンス回路が必要に感じられますがそういったことはございません。

 

 

 いかがでしょうか。思いのほか滑らかな動きをすることがご覧いただけると思います。これはウルトラバラマンに搭載された「ウルトラ制御」によりはじめて可能となるのです。

 この制御は、常にワーク重量を感知・バランス状態を保つことが可能で、わずかな重量変化にも柔軟に対応できるので、協働ロボットに上下方向の重量負荷を軽減させます。
 ただし、上下方向に水平方向を加えた立体的な動きをするとき、遠心力などにより協働ロボットに負荷がかかり動作停止しないよう、アームのスピード・動き(軌跡)を洗い出す作業はなかなか大変で、調整の繰り返しが必要でした。
 加えて弊社にはこれまで画像認識(カメラ)のノウハウがなかったため、今回イチから勉強しながら実践し、なんとかデモンストレーションに盛り込むことができました。 ですが、このあたりは協働ロボットに詳しい方であれば比較的簡単に調整できると思います。
 
 今回の研究成果として、協働ロボットとウルトラバラマンとの組み合わせはどちらのシステム(制御)にリンクさせる必要がなく、ほほ独立・単体での制御になるので、やりやすく、親和性が高いことがわかりました。
 
 
 
 実際の現場へ導入するには、仕様の他にも法律上安全上などまだまだ研究する余地があります。
 ロボットのスピードも、作業者がロボットと共に一緒に働く協働モードの時は、スピードを落とさなければなりません。
 上記動画はあくまでデモンストレーションの為、柵などは設置しませんでしたが、実際の導入となると一部のエリアに安全柵や侵入センサー、非常停止スイッチを設けるなどのリスク評価に従った対策が必要となる場合があります。
 
 今後も引き続き研究開発していくのと同時に、上記4つのデモンストレーションのような作業があるかどうか、そのニーズ・市場性を探っていきます。
 
 
ご興味ございましたら下記フォームより是非ご連絡ください!
また、忌憚のないご意見ご感想をお待ちしております。

祝!!法面ウォーカー・NETIS登録!!

 新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。新年早々、コロナはおさまる気配がありませんが、弊社は負けずにガリガリ頑張っていく所存です。

 さて、2019年10月より販売を開始した法面ウォーカーですが、ついにNETIS登録が完了しました!!販売し始めてから、粛々と登録作業を進めており、ようやく昨年末に完了しました。

 登録までの道のりは長く厳しく、決められた大量の書類を記入・提出・修正したり、なかなか審査が通過しなかったりと、とても大変だったそうです(弊社技術部K氏談)。

NETIS番号 :KT-200125-A
新技術名称 :法面ウォーカー
登録日   :2020年12月8日

 NETISについては、こちらこちらなどに掲載されているので割愛しますが、今後、法面工事に活用していただき、安全な作業のお手伝いをさせていただきます!!

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