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働き手の雇用を守るためのバラマン(オーナーズボイス)

 久しぶりのブログ投稿、大変ご無沙汰しております。ようやく暑さが落ち着き、秋めいた空気の中、営業活動で走り回っております。さて、今回は、弊社営業マンSが取材してきたバラマン納入実績をご紹介いたします。

 株式会社ホンダ様は、静岡県富士市にある、紙介在紙および、プラスチックダンボール、緩衝材による包装設計、緩衝加工販売を行っている会社です。
 今回、富士市に新設工場を開業。そこで、加工品をダンボールに封してパレットに乗せる作業を改善したく、ご相談をいただきました。また、本件は、女性が行っている作業ということもあり、改善は急務でした。
 そこで、現場に訪問させていただき、作業内容、ワーク形状などヒアリング。その情報を基に、仕様をまとめたバラマンのたたき台図面を作成し、打合せを行い、さらに、ワークのバキュームテストを実施。その後、検証事項をまとめて、改めて仕様をご提案した結果、ご注文をいただき、納入させていただきました。以下は、現場の方々からヒアリングしたものをまとめました。

Q導入前の作業に対する課題はどのようなものがあるのでしょうか
→女性での作業でしたので体力的な問題。さらに、腕、腰と肉体的にもきつい作業でした。

Qロボットでの自動化計画はありましたか。
→構想ではあったが、導入難易度、コストの難点があった。
 また、女性作業員の雇用も守る必要もあった。

Q当社を知ったきっかけ
→専務の情報収集

Qバラマンの導入効果はあったか
→体力的なところ、省人化での効果はあると思う。
 使い方もシンプル。(バキューム1ON-1OFF)
 人海戦術でやる方が早いなど懸念点あったが、意外にもそのようなことはない。
 (タクトタイムを求められる作業ではない。)

今回はブログ作成の取材にご協力いただき、ありがとうございました。
今後も末永く、ご愛顧をいただきたく、よろしくお願いいたします。
(営業マンS)

令和6年度エイジフレンドリー補助金が始まりました!!

こんにちわ。GW中、割と良い天気が続いていましたが、いかがお過ごしだったでしょうか。こちらは仕事柄、出張で外出ばかりなので、毎年、出かけることなく、自宅で本を読んだり音楽を聴いたりと、のんびり過ごして英気を養いました。

さて、今回は補助金の情報です。
毎年、実施されている厚生労働省のエイジフレンドリー補助金が、今年度も実施となり、5月7日より申請受付が開始しました。

この補助金は令和2年度より始まり、今回で5回目です。当初、どんな補助金なのかわからず戸惑いましたが、回を重ねるごとに弊社も理解が進みました。そこで、改めて、どういう補助金で、弊社バラマンとどういう関係があるのかをご紹介します。

エイジフレンドリー補助金は、厚生労働省が創設したもので、⾼齢者が安⼼して安全に働くことができるよう、中小企業事業者による職場環境の改善等の安全衛生対策の実施に対し補助を行います。よって対象は、大企業ではなく、中小企業になります。詳しい条件はこちらをご覧ください。

補助金には、3つのコースがあり、弊社バラマンは、①高年齢労働者の労働災害防止コースに該当します。そして、バラマンの特性上、補助の上限額100万円までが出るようです(過去の実績より確認)。

補助金の申請受付期間は、令和6年5月7日から令和6年10月31日までです。割と長いと感じますが、バラマン導入検討には、時間がかかることをご注意ください。

バラマン導入までのプロセスで最も時間がかかるのは、仕様検討です。導入目的を把握し、導入したい現場のレイアウトや、搬送物を確認し、検討を行います。その後、見積図面の作成、原価確認、見積算出をします。また、場合によっては、弊社営業マンが現地へ伺い、現場採寸等をして細かいところまで仕様をつめていきます。このようなことから、導入検討から発注に至るまでに、かなり時間がかかることがお分かりいただけると思います。

もし、少しでもバラマン導入を考えている、また、以前検討したものの予算等が合わず断念した、今回を機会に高年齢の方々が働く現場を改善したいetcといったことがございましたら、ひとまずブログを読むのはここまでにしていただき、弊社へご連絡ください(笑)

なお、バラマン導入にあたり、申請をすれば、絶対に審査が降りるわけではございません。あくまで導入されるユーザー様が作成される申請内容によりますので、ご注意ください。

労働者不足、高齢化社会と言われるなか、この補助金をきっかけに、バラマンを導入し、現場環境を改善することにより、高年齢の方々の雇用を生み出し、安心、安全に働けるような現場作りに貢献できたら幸いです。

Japan Pack 2023にコラボシステムを出展します!!

 いつもお世話になります!!まだまだ暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
 さて、先日は国際物流総合展2023について書きましたが、今度は10月に開催されるJapan Pack 2023のご案内です。

 この展示会では、これまでずっと研究してきた、協働ロボットの可搬重量不足を補う画期的な方法、コラボシステムを初めて展示会でお披露目します!!
 一時期、弊社工場内で展示していたのですが、このような展示会に出展するのは、今回が初めて。この展示会では、以下のような小物のピックアンドプレイスを想定した展示機を出展します。

 

 上記動画は、協働ロボットが小物を取り上げプラケースへ箱詰めし、さらにそのプラケース自体をウルトラバラマンで移載する作業です。小物は5kg、これらをプラケース(10kg)に満杯すると30kgになります。本来であれば、ロボットと作業者が交互に作業しなければなりませんが、コラボシステムにより、ロボット単体で対応可能です。また、大掛かりになる段積みなどの空中搬送が簡素になり、フレキシブルに対応できます。ただ、この動画は、あくまで研究段階のものです。今回の展示機とは仕様が異なりますが、デモ内容は同一です。

 さて、ここからは、コラボシステムの研究結果について、少しご紹介します。これまで様々な検証を行ってきたコラボシステムですが、大きくまとめると、検討されるポイントは以下の4つだとわかってきました。

  1. 産業用ロボットよりもタクトタイムは遅いものの、コラボシステムを導入することにより、人手による作業と同じくらいか、少し早いか程度のタクトタイムであること。
  2. 産業用ロボットよりもスペースを小さくできること。
  3. 万が一、ロボットが止まった場合、人手でバラマンを操作することにより作業が可能。
  4. 産業用ロボットに比べてメンテナンスやティーチングが楽。(たとえるなら、柵の中に虎がいるか、子猫がいるかの違い!?)

 ロボット導入というと、どうしてもタクトタイムに目がいきがちですが、産業用ロボットは、安全柵が必要になる、大きなスペースが必要になるなど、大がかりになりがちです。その点、コラボシステムの場合、コンパクトにまとめることが可能で、タクトタイム以外の導入メリットが大きくなります。

 今現在、協働ロボットの導入が進むなか、コラボシステムは協働ロボットの活用方法、可能性を大きく広げるアプリケーションです。また、これまでバラマンは人が操作するものでしたが、いよいよロボットが操作する時代が到来しました。少し、言い過ぎかもしれませんが、是非、この時代の変わり目をご確認しに来てください!!

 

展示会名:JAPAN PACK 2023 日本包装産業展
場 所:東京ビックサイト(東京国際展示場)東展示棟22~6 ホール
会 期:2023 年10 月3 日(火)~6 日(金)
弊社小間番号:東5 ホール 5-114

(上記画像はあくまでイメージです)

国際物流総合展2023に出展します!!

 連日、暑いですね。こうも暑いと、仕事を離れて、海や川でビールを飲みながら水遊びしたいものですが、残念ながら、目下、展示会準備でバタバタしておりまして、水遊びは暫しお預けです。


 さて、その展示会ですが、弊社は9/13から東京ビックサイトで始まる国際物流総合展2023に出展致します。概要は以下の通りです。

展示会名 国際物流総合展2023
期間 2023/9/13(水)~2023/9/15(金)
弊社ブース番号 西2ホール 2P-06

 今回は2台のバラマンを出展致します。ひとつは袋物搬送用バラマンでベストセラーともいえるBMG-38Wをベースに、袋物だけでなく段ボールも搬送できるように吸着部分を交換式にしたものを展示。本機は従来機とは違い、未来のバラマンを予測したコンセプトモデルとして、外装やデザイン、配色を大きく変更しました。これ、手前味噌ですが、とてもカッコいいです!!(詳細はこちら)


 もう1台はBMF型バラマンの小型機種・U2BMF-38Wを出展。本機は新開発したもので、従来、BMF型は中型~大型機種しかなかったですが、可搬重量が小さい機種を開発。BMF型ならではの操作感を小さいワークでも対応できるようになり、ご提案できるバラマンを増やしました。さらに、本機は従来のエア制御ではなく、弊社の自信作・ウルトラ制御を搭載。ウルトラ制御によるオートバランス能力を是非体感してください。



 なお、ご来場には事前登録が必要です。詳しくは公式HPをご覧ください。皆様のお越しをお待ちしております!!

マシニングセンター用バラマン

夏の暑さもおさまり、ようやく秋めいてきました。営業で外回りにするにもだいぶ身体が楽になってうれしいかぎりです。
さて、今日は、先月納入したバラマンの御礼でお客様のところを訪問してきました。なかなか現場の写真というのは守秘義務の問題で難しいのですが、今回、社長に無理言って一枚だけ撮影させていただいたのでご紹介します。
本機はマシニングセンターからワークを脱着する作業の軽減を目的に導入。もともとは人力、もしくは天井クレーンと永磁リフマを使って作業を行っておりました。しかし、人力だと前かがみの作業になり腰への負担が大きく、腰痛になりやすい。また天井クレーンだと、うまくワークをハンドリングできないといった問題がありました。
そこでバラマンの登場!!バラマンのアーム先端に永磁リフマをぶら下げてワークを吊るすことが可能。さらにバラマンのバランス機能を使うことにより、ワークを手作業に近い感覚でハンドリング。マシニングセンター内の狙った位置へワークを脱着することができるようになりました。この結果、現場から腰痛がなくなり、作業工程が遅れる等の意見がでなくなったと導入効果は絶大でした。
このところ、労働力不足・作業者の高齢化等から、マシニングセンターの作業だけでなく、ちょっとした重量の作業現場の改善が急務となっております。腰痛を我慢して、体力勝負・根性論では仕事がしずらくなってきた今、お困りのことがあれば、是非弊社へお任せください。そして、バラマンで仕事を楽にして、秋の夜長をのんびり過ごしましょう!?

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