カテゴリー: 活動報告 (4ページ目 (9ページ中))

安全第一(‘◇’)ゞ!安全衛生活動実施中

弊社には環境安全衛生委員会が設置されています!!
毎月1回社内の安全や衛生、環境整備について各部門のメンバーと連携し、安全衛生活動に取り組んでいます。

1月は「年始労働災害防止月間」です。
毎月社員による安全パト―ロールを行い、危険個所が見受けられた場合、
環境安全衛生委員会で報告し直ちに是正しています。
小さな危険が潜んでいても逃しません(`・ω・´)
環境安全衛生委員会を中心に社員全員で安全確保に取り組んでいます。
山梨事業所では現在無災害時間記録が236万時間継続中!!
目標である第2種無災害記録(240万時間)まであと約4万時間!
240万時間を通過点として今後も安全活動に取り組んでいきます(‘◇’)ゞ

また奇数月には構外の環境美化運動としてアダプトプログラムを実施しています。
自然豊かな山梨南アルプス市に工場があり、環境に対する取り組みも環境安全衛生委員会中心に行っています!!

今後も当社では無災害を継続し、
安心・安全で環境に優しい企業を目指して活動していきます!!!

法面ウォーカーPR動画 撮影裏話

 去る5月最終週。 我々トーヨーコーケン特別プロジェクトチームは岐阜県某市へ集合した。   目的は、2019年10月に発売した法面ウォーカーの動画撮影である。 

岐阜県某市

 法面ウォーカーはのり面昇降を動力でアシストする画期的な製品ですが、 機械本体だけを見ても作業者がどうアシストされるのか分かりにくく、 そのため利用現場での使用をのせたチラシ作成及びその動画撮影は、他の製品より一段と必要な製品だと感じてました。

ただそうは言っても利用現場を撮影するにもさまざまな困難がありました。

・実際の現場は、工事安全上及び工事発注主意向の守秘義務等で場所の特定が出来ないようにしなくてはならず、簡単には撮影出来ない。
・許可を得ても、工期の関係上撮影のタイミングを合わせる事が困難。
・普通にカメラで撮影しても安全な位置から撮る必要から、遠い&上からもしくは下からになる。


どうしたものかと頭を悩ませたら以外にも近いところに解決がありました。

・撮影できる場所として、プロジェクトチームメンバーの関係する土地がたまたま造成工事をしていた。そこにはちょうどよさそうな法面も複数箇所あった。
・趣味でドローンをしている人(しかもプロ並み)が弊社営業マンに居た。

それでいいじゃない、ということでその後はとんとん拍子に計画は進み。
その日我らが撮影プロジェクトチーム4人が現場に集合しました。

お昼休みに近くのお城にちょっと寄って眺める

営業部:法面ウォーカーの企画営業担当(1眼レフでの撮影担当)

大阪営業所:ドローン撮影担当

設計部 法面ウォーカ設計開発者(撮影モデル1号)

そして営業企画の私( 撮影モデル2号 兼 動画編集担当 )の4名です。


 その日は北海道で5月では史上初の猛暑日を記録した日。当然のように岐阜も炎天下でしたが、映像的にはこれ以上ない撮影日和でもあります。

広大な造成現場から撮影にちょうどよさそうな場所を探します。
ようやく撮影によさそうな場所を見つけ、法面ウォーカーを設置。
そしてドローンで撮影!
直射日光によるコントラスト激しいので、ゴーグルを付けてドローンを操作します。
1眼レフから。
ロリップと法面ウォーカーの競争も行いました。(諸事情により動画はボツ)

撮影は順調に進み初日で全て撮り終えることが出来ました。

(予備日としていた2日目はなんと朝から大雨でした。)


 そうして撮影した2時間以上にもわたる動画生データを編集し、諸事情あって20リテイクの末、ようやく完成した動画が下記となります。

 撮影場所は比較的緩やかな傾斜(45度くらい)でしたが、さらさらと流れる砂地で足を踏ん張ることも難しく、道具の補助無しで自力で這い上がることは到底不可能な場所でした。
 しかしそんなところだからこそ、法面ウォーカーの威力を思う存分体験することが出来ました。  

 実際の現場では手ぶらでのり面へ単純に上り下りするのではなくさらに工事用の器具を担ぎ施工作業をしております。 そこへ法面ウォーカーが体をしっかり支え、ワンボタンで移動も容易となるのは手前味噌ながら労働環境の改善に革新的な製品であると 認識出来ました。


 また、普段営業企画として社内裏方業務をしている私ですが、今回はチラシづくりミーティングでのふとあの土地が使えないかな?との思いつき発言からあれよあれよという間にモデル2号となって製品チラシの表紙にもなってしまったという驚きの展開で、とてもいい経験が出来ました。



そんな法面ウォーカーですが、弊社山梨工場および福岡営業所で実物を体験出来るスペースを作りました。 

簡易的な斜面、傾斜60度で数メートル上がるだけですが、法面ウォーカーの動き、効果がよく体感できますので、少しでもご興味ございましたらお気軽にお問い合わせください。

社員一同喜んで御対応致します。

法面ウォーカーのページは下記となります。
(弊社へお問い合わせできますフォームもこちら)
https://www.toyokoken.co.jp/products/slopeassist/

電源電圧の低下が巻上機に与える影響

お久しぶりです、久々の技術情報をお届けします。

突然ですが皆さん、当社製品の場合は電源電圧の許容値は±10%ですが、気にかけていただいているでしょうか?
電源電圧は大きく分けて停止時・始動時・ 定常時の3段階で変化しますので、この3段階で常に許容値に収まるようにして下さい。
ちなみに流れる電流が大きくなるほど電圧は低下します。
今回は電源電圧の低下がウインチやホイストにどんな影響を与えるか紹介していきます。

CASE 1 : DCモータで動く製品(ベビーホイストやベビーマイティなど)の場合

電源電圧が低下すると、それに比例して運転速度が低下します。なお、始動電流と始動トルクも低下しますが、定常電流(速度が一定のときの電流)は電圧に関係なく負荷が増えると大きくなります。また、極端に電源電圧が低下すると制御器が機能しなくなり、動作しなくなります。

注意 電源電圧が高いと、それに比例して運転速度が上がりますので、昇圧トランスを利用して電源電圧を高くする方がいます。しかし、許容電圧を超えて劣化や故障の原因になることがありますのでお勧めしません。

CASE 2 : 誘導モータで動く製品(マイティプラー)の場合

DCモータで動く製品と違い、電源電圧が低下してもほとんど運転速度は変化しません。しかし、始動電流と始動トルクは低下します。(電圧が10%低下すると始動トルクは19%低下します)始動トルクが低下すると、荷を持ち上げてから加速して一定速度になるまで時間がかかったり、荷を持ち上げることができなくなり、最悪の場合はモータやブレーキが焼損します。
また、三相誘導モータの始動電流は定格電流の6~8倍にもなりますので、それに応じて電源電圧も低下します。WK55X以外のマイティプラーは無励磁作動形電磁ブレーキ(バネでブレーキをかけ、電磁石でブレーキを解放するタイプ)ですので、極端に電圧が低下しているとブレーキを正常に解放できなくなり、この場合も荷を持ち上げることができなくなります。
定格荷重以下にもかかわらず始動に時間がかかったりブレーキがチャタリング(電磁石が吸着と解放を繰り返す状態)したら、電源電圧が極端に低下しているサインです。

電源電圧の低下を抑えるには…

安易な電源ケーブルの延長 や電源容量不足、複数台の同時運転(特に同時始動)により電源電圧は低下しますので注意して下さい。 電源ケーブルを延長したい場合や発電機で運転したい場合は、取扱説明書やこちらの下方を参照して適切に選定して下さい。

労働環境改善の画期的なアイデア!!ロボット+ウルトラバラマン=コラボシステムのご案内

いよいよ10月に入り、残暑も収まり秋らしくなってきましたね。さて、今回のメルマガはバラマンを使った現場改善のアイデア・ロボットと弊社ウルトラバラマンを組み合わせたシステム(通称:コラボシステム)のご案内です。一般的に、ロボットで重量物のワークを搬送・解決しようとすると、ロボットが大型になりレイアウト的な制約が多くなります。また、仕様に合わせたハンドの設計・製作にあたって、ある程度のノウハウや実績が必要です。そこで弊社のバラマンが登場!!ロボットが弊社バラマン「ウルトラバラマン」を操作することにより、以下の3つのメリットがあります。

①ロボットの小型化で省スペースを図りながらも、ロボットの可搬重量以上のワーク搬送を実現。

②ウルトラバラマンの制御(通称:ウルトラ制御)により、異なる重量物がランダムに流れてきても、柔軟に対応可能。

③弊社の長いバラマンの実績・経験により、様々なハンドを提案・製作が可能。

 これらはウルトラバラマンが持つ独自の制御・ウルトラ制御により成せるワザ。そしてバラマンの経験で培ったアタッチメントのノウハウ。これらをロボットと組み合わせることにより、各単体では成しえなかったような作業・業務を実現可能にします。

 但し、前述の通り、これはあくまでアイデアです。弊社はバランサーメーカーの為、ロボットの選定や全体のシステムのレイアウト設計・施工などはできません。このあたりはシステムエンジニア会社様・ロボットメーカー様の範囲になります。昨今、労働者の高齢化・少子化などに伴い、労働環境は大きく変化しております。ユーザー様にはこのような問題を解決するアイデアとして、またシステムエンジニア会社様・ロボットメーカー様にはアプリケーションのひとつとして参考にして頂ければ幸いです。

学生フォーミュラ

夏の甲子園での激闘も終わりましたが、未だ興奮冷めやらぬところですね。激闘の甲子園に関連して、工学部生の激闘の夏「学生フォーミュラ」について紹介します。

毎年9月初旬に開催される自動車技術会主催の全日本学生フォーミュラ大会。トーヨーコーケンではその大会に参加する山梨大学学生フォーミュラ部のスポンサーとして、熱い志を持った学生の活動支援を行っております。


―学生フォーミュラとは―
学生自らチームを結成しフォーミュラスタイルの小型レーシングカーを企画-開発-設計-製作を約1年間通して行います。9月の大会では競技による走行性能に加え、車両のマーケティング、企画・設計・製作、コスト等のものづくりに必須な要件が全て採点項目になり、ものづくりにおける総合力を競います。

↑今年度車両(エンジンをV型2気筒に変更し、勝てる車へと再設計)

ちなみに、この大会はアメリカ、ドイツ、オーストラリア等の世界中で開催されています。最近の話題では電動クラスに参戦していたチューリッヒ工科大学が開発した電動フォーミュラカーは、わずか1.513秒で時速0kmから100kmまで加速するという性能を誇ります。もちろん世界最速記録としてギネス記録に認定されているほどです。すごすぎます…

今回の山梨大学学生フォーミュラ部は大会直前ということで、試走会を山梨事業所の敷地で行いました。弊社の敷地内には150m程の長い直線があり、アクセラレーション(加速競技)やパイロン旋回など様々な競技の練習ができます。一番大切な各種データの収集やセッティングの最適解を探すため、高負荷な走行テストを行うには最適な場所です。

今回の試走会にはUTY(テレビ山梨さん)も同行し、密着取材をされていました。試走会の様子が10/7(月) UTY「ウッティタウン6丁目」に写るとか、写らないとか。密着特番を計画されているようです!

連日の徹夜続きでバテバテの学生さんもいらっしゃいましたが、交代で休憩を取りながらセッティング変更、走行試験、データ収集、分析と非常に効率的なPDCAサイクルを実行されていました。

OB(当時フレーム班長)の私から学生フォーミュラの大変さのひとつを説明しますと、人間が搭乗するレーシングカーですので安全性、信頼性が必須になります。そのため非常に厳しいレギュレーションに基づいて設計を行います。なんと、その細かいレギュレーション本は全て英文!それを和訳します。レギュレーションを正しく解釈し、大会中に行われる車検で合格をもらわなければ“走ること” さえ許されません。この日も一部 検査基準内に収まらない数字があり、学生達は悪戦苦闘していました。

熱い日が続きますが、学生達には熱い心をキープして大会で1年間のすべてを出し尽くしていただきたいですね!!

ガンバレ 山梨大学学生フォーミュラ部!!

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